フリード+を選んだ理由

フリード+

モビリオスパイクから乗り換えたきっかけ

長年乗っていたモビリオスパイクの部品が劣化が原因で壊れ始めたのが、乗り換える気持ちに切り替わったきっかけでした。

それまでは一人で車中泊するには便利でちょうどいいモビリオスパイクにぞっこんで、1500ccなのにそんな風に思えないぐらいの社内空間で、新しく出た型のフリードにも目もくれないくらいでした。

モビリオスパイクのいいところはとにかく四角いところ。そして後部座席が完全フラットになるところ。

車中泊をするにはもってこいの性能。居住性抜群。

車中泊をする方には分かると思いますが、車中泊を快適に過ごすためにはいかに寝るところをフラットに出来るかと言っても過言ではないほど。

そこにいろいろと工夫しないといけない手間が省けるのは非常に大きいです。

私の場合はスキーの板を中積みしたいがために、イレクターパイプを使って自作ベッドを作って空間を利用していたのですが、室内が四角く出来ていていたことで、パイプでベッドを組み立てていても隙間が出来ないことが特に利点でした。

隙間がないことで固定されるし、無駄な空間が出来ないのが本当に良かったです。

ホンダの担当の営業さんからよく聞かされていたのですが、モビリオスパイクに乗ってる方は私と同じような気持ちでモビリオスパイクを愛しているらしく、私のように乗り換えない方が多いらしいです。

そんな中、私が乗り換えることを決意したのは足回りの部品を交換することになったことがきっかけでした。

長く乗りたかったため自分でもメンテナンス周期を管理し、順番的にそろそろだとは思ってはいたのですが、やはり廃盤の車には寿命があって、いくら大切に乗っていても劣化は来るし、いずれ部品が生産されなくなって在庫がなくなってくるのでいつ底を着くか分からないし、大きなところが突然故障して、さらに大きな修理費が明日にも発生するかもしれない。

特に足回りは命にも関わる大事なところです。

北海道へ自分の車で回ることが夢だったので、「遠出した出先で故障したら…」と思ったら、女一人で対応するには大変だし、地元に搬送するにもお金が掛かるので、それならと、これをきっかけに今回の修理費を頭金にして新車を買った方がいい、と、すんなり考えが変わりました。

今まではどんなに勧められても、頑なにモビリオスパイクから乗り換えたくない一心だったのに不思議です。

 

フリード+を選んだワケ

モビリオの後継車と言われているフリードだったのもあって、前から興味はありました。

営業さんからも車検や点検に行くたびにパンフレットを渡されたり(笑)

そのたびにフリードにダメ出してして断ってましたが、もし乗り換えるとしたらフリードだろうな、とも思ってました。

 

 

フリード+を選んだ理由
  • 後部座席を倒すとフルフラットになる
  • おひとりさま車中泊サイズとして、広過ぎでもなく狭過ぎでもなく、ちょうどいい大きさ
  • 1500ccなので小回りが利く
  • 1500ccなのに加速がいい
  • 車中泊に特化された車なので、いろいろと工夫されており、アクセサリー類が充実
  • 四駆と二駆の選択があり、四駆でもガソリン車・ハイブリット車を選べる
  • 重心が下の方にあるため、ロールが少なくカーブも安定している
  • スライドドアだから

 

 

後部座席を倒すとフルフラットになる

これは上でも書いたように、車中泊の快適さはここで決まります。

では他の車では車中泊は出来ないのか、というのはまた別の話になりますので、それはまたの機会に書くことにしますが、普通の車は例えフルに座席を倒したとしても座席を倒しただけでは凹凸が出てしまいます。

 

「自分はどこでも寝れる」と豪語していた幾人かの友達たちも最初はこの座席の上に普通に布団を敷いて寝てましたが、「寝ることは出来るけど熟睡は出来ない…」と言って、その後いろいろと工夫していました。

バスや電車の中でのうたた寝や眠気覚ましにPAなどで仮眠を取るのと、体力を回復するための睡眠を取るのとでは全然違います。

この違いが次の日の体力が違ってくるので、車中泊をする上では非常に大切なことになってきます。

せっかくの旅行なのに、寝不足で体力回復できなくて、体調悪くて予定が崩れてしまっては元も子もないですからね。

その点、フリード+は後部座席を前側に倒して、完全にフラットになるので、車中泊に非常に向いています。

 

 

おひとりさま車中泊サイズとしてちょうどいいサイズ

以前の私は「車は2000cc以上じゃなきゃ!」と思ってましたが、ミニバンの2000ccクラスになると、7人乗りなどのファミリーサイズになってしまい、後ろが長くなってしまいます。

広ければいいじゃ?と思いがちですが、私が住んでいる地域ではいまだに狭い駐車場や、すれ違いが難しい狭い道が実在しています。

切り返しが出来なくてなかなか駐車出来ない車やすれ違いが出来なくて困っている車をよく見掛けます。

私もタウンエース(しかも重ステ)やハイエースを運転したことがあるのですが、広い駐車場でも神経を使うので、誰も停めていない階に停めてたものです。

自分で言うのもなんですが、そこそこ運転は上手い方だと思っています。

通勤でも使っているので、ほぼ毎日のように運転していますが、それでもやはり私が住んでる地域では神経を擦り減らします。

広い車で車中泊をしたい気持ちもありますが、ご自分の周りの生活環境(家の前の道路幅やよく買い物に行くお店の駐車場の広さ、お迎えに行く場所など)をまず考えてから、車のサイズを決めた方がいいかと思われます。

あと奥さんが運転されるご家庭は奥さんに合わせた方がいいかと思われます。

週末だけ運転される旦那さんより、日用品などのお買い物やお子さんの送り迎えなど毎日使ってるのは奥さんですからね。

車好きな旦那さんもいらっしゃると思いますが、奥さんの運転レベルに合わせた車じゃないと、大切な車があっという間に凹み&傷だらけになります(苦笑)

そういった車を都心部でよく見掛けるんですよ。。。

 

1500ccなので小回りが利く

上の内容に続きますが、1500ccはかなり小回りが利きます。

前回乗っていたモビリオスパイクも小回りが利いてると思っていたのですが、フリード+はさらに小回りが利く感じがしました。

ホールベースが変わったのかな?と思って調べてみたけど、2740mmと変わりないみたいですね。

何が変わったんだろ???今度、担当者さんに聞いてみたいと思います。

ハンドルがクイックというか、よく切れるというか、上手く言葉に表せないけど、そこはぜひ実際に試乗してみて体験して欲しいです。

 

一番コンパクトな軽は私の中では選択外でした。(軽を愛する方々、ごめんなさい)

軽は税金も保険もタイヤも安いので非常に魅力的なのですが、やはり車体が柔らかいため、高速に長距離乗ることが多い私は万が一事故の時のために選択肢から省きました。

もし敷地や道が狭い東京都内や、日常の走行距離が多い地方に住んでいたら軽を選んでいたと思います。

 

1500ccなのに加速がいい

20年前の記憶だと2000cc以下はあまり加速が良くなかった印象が残っていたので、当時は2000cc以上が一択でしたが、車中泊をするようになってからは速さより居住性を取り、加速は諦めてました。

しかし車検や点検などで代車を借りた際、1300ccのフィットを借りたことがあるのですが、1300ccなのにかなり加速が良くて驚きました。

踏んだら踏んだだけダイレクトに加速するので気持ちいいです。

今ではフリード+に乗り換えてから毎日運転してますが、加速の良さには毎回びっくりしています。

モビリオスパイクの時は加速は諦めてましたからね。

たぶんCVT(無段変速ギア)だったからだと思います。

高速には何とか加速して乗れればいいと思ってましたが、もう今では加速に関しては悩まなくなりました。

 

一番悩む1300ccとの比較ですが、今の車は1500ccでも1300ccでもパワーがありますね。

非常に加速がスムースで、希望速度に達するまで早いです。

1300ccは更に1500ccよりもコンパクトになりますが、1300ccも1500ccも税金は変わらないので、私は1500ccを選びました。

というか、1300ccのフリードみたいな車は見掛けないので、消去法からしても選択法からしてもフリード+一択になってしまいましたが(笑)

 

車中泊に対していろいろと工夫がされており、アクセサリーが充実

1500ccクラスの車で、さらに車中泊に特化してる車ってフリードしか思い当たりません。

特化してることで、車中泊に便利なアクセサリーが充実しています。

ホンダ純正のアクセサリーも充実していますし、楽天などのネットショップではフリード専用のサンシェードも売っています。

自分のスタイルに合った物を選べます。

選べる選択肢があるっていうのは本当に楽しいし助かります。

 

四駆と二駆、ガソリン車とハイブリッド車と選べる

雪国によく行く私には四駆が選べるのは大きな理由です。

ガソリン車かハイブリッド車にするかでは迷わずガソリン車に決定でした。

ガソリン車は2035年までに販売中止になるそうですが、まだまだ10年以上あります。

冬シーズンに雪国に行くつもりがなければハイブリッド一択だったと思います。

「二駆やハイブリッド車は雪道は走れないのか?」という議題はまた別の機会に書きますが、スタックをしてしまうとハイブリッド車はエンジンが止まってしまうため、ガソリン車を選びました。

エンジンを掛ける裏技があるのは知ってますが、スタックしてからだと遅いのです。

雪道では小さな一つ一つが大きな保険となるので、スタックしないためにも四駆のガソリン車を選びました。

その代わり、燃費悪いですよ(笑)

モビリオスパイクの時と全然変わりません(笑)

今はまだコロナの関係で遠くには出掛けられませんが、あとでやっぱり「四駆買っておけばよかった!」「ガソリン車にしとけばよかった!」と思っても、そこは後から変えられる仕様ではないので、自分の好みを主張しました。

次回買うなら四駆のハイブリッドかな。街乗りオンリーだったら、ハイブリッドの二駆一択です。

ちなみに駐車するためにバックしながら横の車線を確認しようとドアを開けると、ハイブリッド車はエンジン止まります(笑)

それが嫌でガソリン車にしたのもあります。

 

重心が下にあるため、ロールが少なくカーブの走りも安定

これはモビリオスパイクに乗ってる時から思ってました。

車高に対して、思ってる以上に重心が下にあるのです。

下に重心があるってことは走っていても安定してるってことです。

積み荷を高く積んでるトラックと低く積んでるトラックとの違い。

ダンボールでイメージしてみると、重い物が入っているダンボールを下の方にして積んで持っている方が、上の方に積んでいる時よりも安定してますよね。

だからタイヤのグリップギリギリのスピードでカーブに入っても、車体が付いてきて安定した走りをしてくれるので、カーブも安心です。

 

後部ドアがスライドドア

他社でもフリードと似たような車がありますが、一番の決め手はこれ。

後部ドアがスライドドアっていうのは大きいです。

開くタイプのドアだと狭い駐車場で横に当たりそうで怖いですが、スライドドアだと後部座席から乗り降り出来きます。

小さなお子さんがいらっしゃる方は痛感するのではないでしょうか。

特に買い物かごなどの大きな荷物を後部座席に載せる際、大きくドアを開けないと載せられないので、こういう時、横とのスペースを気にしないスライドドアは非常に便利です。

駐車場によっては後ろのスペースが狭く、後ろのドアを開けられないところもあるので、スライドドアは私には切っても切り離されられない機能です。

 

 

まとめ

さて、どうでしょう。参考になりましたでしょうか?

人それぞれ生活スタイルによって変わってくると思います。

ファミリー層に寄せている車が多い中、車中泊向けの車を作っているホンダさんは目を付けるところが違うな、と思います。

車泊する人数や普段の生活スタイル、車泊スタイルにしてもいろいろ。

1人で車泊するのか2人や小さなお子さん入れて3人でするのかによっても違ってきます。

お買い物やお迎えでも使うのか、週末に車泊オンリーでしか使わないのか、はたまた前泊するために使うのか、キャンプがしたいのか、車泊生活がしたいのか、コロナでの仕事場として使いたいのか、それによって全然違ってきます。

この記事でご自分に合ったスタイルを見付けられたら幸いです。

 

 

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