私の本当の初車中泊は自宅の駐車場でした|初心者こそ一度試してほしい理由

車中泊

前回の記事では、私が初めて本格的に車中泊をした
夏の白馬での失敗談を書きました。

夏だからタオルケット1枚で大丈夫。

そう思っていたら、雨で気温がぐんと下がり、
車の中でガタガタ震えることに。

今でもよく覚えている、なかなか苦い車中泊の思い出です。

でも実は正確に言うと、
私が初めて車の中で一晩寝たのは白馬ではありません。

もっと前。

しかも場所は、遠くの観光地でも道の駅でもありませんでした。

自宅の駐車場です。

スカイラインがうれしくて、車の中で寝てみた

当時乗っていたのは、2ドアクーペのスカイライン。

納車されたのがとにかくうれしくて、春の初めだったにもかかわらず、

「車の中で寝てみよう」

と思い立ちました。

今考えると、なぜわざわざ家の前で車に泊まろうと思ったのか。

それだけ初めて自分が手にした車がうれしかったんでしょうね。

毛布を持ち込んで、車の中で一晩寝ました。

キャンピングカーでもなければ、
車中泊仕様に改造された車でもありません。

普通の2ドアのスカイラインです。

もちろん、

「快適な車中泊をしてみよう」

なんていう立派な目的があったわけでもありません。

ただ単純に、

新しい車の中で寝てみたかった。

それだけでした。

でも振り返ってみると、
これが私にとって最初の「車で寝る」という体験だったんですよね。

自宅だからできた車中泊でした

とはいえ、自宅の駐車場で寝るのと、
旅先で車中泊をするのとでは全然違います。

家の前なら、

「寒い」

と思えば家に戻ればいい。

眠れなければ、自分の布団に戻ればいい。

トイレに行きたくなっても困りません。

足りないものがあっても、家に取りに戻ればいい。

つまり、車中泊ではあるけれど、

逃げ道がいくらでもある車中泊

だったんです。

だから春先でも、毛布を持ち込む程度で気軽にやれたのだと思います。

これが白馬だったらそうはいきません。

実際、後に白馬で車中泊をした時には、

「寒くなったから家に戻ろう」

なんて当然できませんでした。

その違いを身をもって知ることになります。

初めてなら、いきなり遠くへ行かなくてもいい

だから今、これから初めて車中泊をしてみようと思っている人には、

まず自宅の駐車場で一晩寝てみる

という方法をおすすめしたいです。

「せっかく車中泊するのに、自宅?」

と思うかもしれません。

でも一度寝てみると結構いろいろなことが分かります。

車の中で本当に横になれるのか。

シートの段差は気にならないか。

思ったより寒くないか。

逆に暑くないか。

外から車内がどれくらい見えるのか。

街灯はまぶしくないか。

朝まで眠れそうか。

実際に寝てみないと分からないことは意外と多いです。

そして一番大きいのは、

失敗してもすぐにやめられること。

これです。

「車なら寝られる」と「一晩眠れる」は違う

車のシートに座って、

「これなら寝られそう」

と思うのと、

実際にそこで朝まで寝るのとでは、かなり違います。

少しの段差でも、
数時間横になっていると腰が痛くなることがあります。

足を伸ばせると思っていたのに、
実際には狭くて寝返りができない。

夜になると思った以上に車内が冷える。

外の車の音が気になる。

人の気配が気になる。

窓から入る光がまぶしい。

こういうことは、一度経験してみないとなかなか分かりません。

だから、本格的な車中泊に出かける前に、

一晩だけ「予行練習」をしておく。

これはかなり意味があると思います。

私はその後、白馬で思い切り失敗しました

もっとも。

自宅の駐車場で一度寝たからといって、
私は完璧に準備できていたわけではありませんでした。

その後、夏の白馬へ行き、

「夏だからタオルケット1枚で大丈夫でしょ」

と完全に油断。

雨で気温が下がった車内で、寒くてガタガタ震えることになります。

つまり、自宅で寝てみた経験はあったものの、

場所が変われば条件も変わる

という当たり前のことを分かっていなかったんですね。

横浜の春の夜と、

白馬の高原の夏の夜。

同じ「車の中で寝る」でも、まったく違いました。

今なら、

「そりゃそうでしょ」

と思います。

でも当時の私は、

「夏なんだから大丈夫」

くらいにしか考えていませんでした。

経験というのは、こうして失敗しながら増えていくものなのかもしれません。

自宅で無理なら、近場から始めればいい

自宅に駐車場がなかったり、
賃貸の駐車場で一晩過ごすのが難しい人もいると思います。

そんな場合も
最初から何百キロも離れた場所まで出かける必要はないと思います。

まずは、

「やっぱり無理」と思ったら帰れる距離

から始める。

私はそれで十分だと思っています。

もちろん実際に車中泊をする場所については、
駐車や宿泊が認められているかどうかを確認することも必要です。

そして少なくともトイレが使える場所であること。

初めてなら、無理をして条件の悪い場所を選ぶ必要はありません。

まずは「自分が車で眠れるか」を知るところから

車中泊というと、

寝袋を買ったり、
マットを揃えたり、
窓の目隠しを作ったり、

いろいろ準備しなければならないように感じるかもしれません。

もちろん続けていくなら必要なものは少しずつ増えていきます。

でも最初から全部揃えなくてもいいと思います。

まずは家にある毛布や寝具を持ち込んで、

「そもそも私は車の中で一晩眠れるのか?」

を試してみる。

それだけでも十分です。

実際に寝てみれば、

「もっと厚いマットが必要」

「窓を隠したい」

「足元が寒い」

「思ったより快適だった」

など、自分に必要なものが見えてきます。

必要なものは人によって違います。

だからこそ、最初からネットの「車中泊必須グッズ」を全部買うより、
一度試してから揃えた方が無駄も少ないと思います。

私の車中泊は、家の駐車場から始まりました

思い返してみれば、私の車中泊の始まりは
立派なキャンピングカーでも
絶景のキャンプ場でも
人気の道の駅でもありませんでした。

春先の自宅の駐車場。

2ドアのスカイラインに毛布を持ち込んで、
ただ車の中で寝てみただけ。

そこから白馬へ行き、
寒さで震えたり、
失敗したり、
少しずつ「車で寝る」ということを覚えていきました。

これから初めて車中泊をしてみたいと思っている人も、
最初から完璧にやろうとしなくてもいいと思います。

まずは、

すぐに家へ逃げ込める場所から。

そこで一晩寝てみるだけでも、

きっと「自分の車中泊」に必要なものが見えてくると思います。

 

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